空間を超えたあたらしい“くらし”へ空間自在プロジェクト

新たな分散型まちづくり
「空間自在プロジェクト」 始動
場所・時間に捉われない豊かなくらしづくり
鉄道のリアルネットワークを提供するJR東日本と通信のバーチャルネットワークを担うKDDIで、新たなプロジェクトが始動します。
時間・場所に捉われない豊かなくらしづくりに向けて、新たな分散型まちづくり「空間自在プロジェクト」の共同事業化を目指します。
ビジョン
交通×通信で
実現する街と暮らし
街もくらしも、効率化重視の拠点集約型から、場所・時間に捉われない豊かさを重視する分散型への転換期を迎えている今。
両社は、分散型社会の実現のため、従来の都市を中心とした拠点集約型スマートシティから、都市部のコアシティと郊外・地方のサテライトシティが一体となって機能する新たな分散型まちづくり「空間自在プロジェクト」の実現に向けて検討をスタートさせました。交通と通信の融合により、ヒト起点の豊かな生活スタイルや働き方の実現を目指します。


郊外・地方のサテライトシティ開発
「空間自在プロジェクト」における分散拠点として郊外・地方のサテライトシティを開発し、快適に働くためのワークプレイス構築を検討します。
法人のお客さまが抱えるコミュニケーションや管理、セキュリティの課題に対応し、安心して働けるワークプレイスの検討や、移動中も効率的に仕事ができる環境づくりなどを通して、都心と同等の業務を行うことができるワークプレイスの提供を目指します。

「分散型ワークプレイス」
「新幹線ワークプレイス」
の実証実験
新たな分散型まちづくり「空間自在プロジェクト」の実現、および、郊外・地方の快適なワークプレイス構築に向けて、実証実験を開始します。
まず、2021年春から多拠点とつながる「分散型ワークプレイス」のプロトタイプの開発、実証実験を予定しています。また、新幹線での「新幹線ワークプレイス」の実証実験も順次行います。
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分散型ワークプレイス 東京都と神奈川・埼玉・千葉エリアを対象として、ワークプレイスを開設し、拠点間を高品質な専用ネットワークで接続。複数の企業間や本社などの異なる拠点で円滑な意思疎通を可能にする分散仮想プロジェクトルームや、ID連携によりプロジェクト環境を再現し、前回の続きから再開できる保存可能な会議室等を提供し、利用者ニーズの把握を行います。
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新幹線ワークプレイス 新幹線車両の一部をリモートワーク推奨車両とし 、個別の通信回線を提供することで、働く機能としての利用者ニーズの把握を行います。
コミュニティ
『空間自在コンソーシアム』の創設と
「ワークプレイスコミュニティ」の始動
第1弾として始動するのは、分散社会における新しい働き方を推進するための「ワークプレイスコミュニティ」。コロナ禍の在宅ワークで課題が生じている、法人のお客さまの働き方に関する課題解決を目指します。働く環境整備にお悩みを持つ法人のお客さまや、ワークプレイスにおける新しいサービス提供にノウハウを持つ事業者様と共に、働き方改革に関する情報提供や意見交換会、参画企業共同での実証実験などを実施していきます。
なお、分散型社会における豊かなくらしの実現に向けて、今後も異なるテーマでのコミュニティ形成を検討していきます。
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勉強会・意見交換会
働き方改革に関する情報提供や意見交換会、
有識者を招いての勉強会などを実施。 -
オフィスシステム体験会
ニューノーマルに対応したワークプレイスでの
働き方の体験会を実施。